大阪、京都、兵庫、滋賀各府県のビデオ店などで6月中旬から相次いだ連続緊縛強盗事件で、大阪府警にピッキング防止法違反で現行犯逮捕された大阪市阿倍野区の無職川本徳雄容疑者(45)が、府警の調べに、「仲間2人と10件以上の強盗を繰り返した」と一連の事件への関与を認める供述を始めたことがわかった。府警などは、共犯として指名手配中の男(44)らの所在確認を急ぎ、全容解明を進める。
川本容疑者は今月11日未明、大阪府東大阪市内の駐車場で職務質問された際、正当な理由なく車の中にバールを隠し持っていたとして逮捕された。 大津市内の娯楽施設で先月21日、約30万円を奪ったとして滋賀県警から指名手配されていたため府警が追及。男と2人で店長にナイフを突き付けて粘着テープで縛り、金を奪ったことを認め、同様の手口で先月17~25日、京都府大山崎町や兵庫県姫路市、大阪府吹田市のビデオ店やカラオケ店など5店から計約70万円を奪ったことを自供した。 6月29日~7月10日、兵庫県西宮市や大阪府摂津、東大阪、堺、大阪の各市のコンビニエンスストア5店から計数十万円を奪ったことも認めており、調べに対し、「事件ごとに3人でメンバーを入れ替えながら強盗をした」と供述。残る1人は58歳の男だという。 (読売新聞)
by suita-city
| 2007-07-21 10:00
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